事の発端はとある減税飲み会での話。
「うちの市のゴミ袋、メチャクチャ高いのよねぇ〜」って話を聞いたところから。
今まで小田原市で指定ゴミ袋の値段が高いと感じた事はなかったのもありますが、「ゴミ袋の値段なんか大体一緒でしょ?」って私も思い込んでおりました。
せっかくなので、小田原市周辺の自治体の指定ゴミ袋に本当に価格差があるのか?と言う事で、神奈川県西湘エリアの指定ゴミ袋の価格を調査しました。
衝撃の結果はこちら。。。
30ℓ | 45ℓ | 消費税 | 45ℓ枚単価 | |
小田原市 | 110円 | 120円 | 税別 | 12円 |
南足柄市 | 200円 | 300円 | 税込 | 15円 |
開成町 | 171円 | 199円 | 税別 | 10円 |
二宮町 | 313円 | 434円 | 税込 | 21.7円 |
大磯町 | ※20ℓ 174円 | 239円 | 税別 | 12円 |
大井町・松田町・中井町(共通) | 63円 | 106円 | 税別 | 5.3円 |
箱根町 | 81円 | 100円 | 税別 | 10円 |
真鶴町 | 138円 | 238円 | 税別 | 11.9円 |
湯河原町 | 138円 | 228円 | 税別 | 11.4円 |
こうしてみるとやっぱり小田原市を意識して横並びに値付けしているんだろうなと言う気はしますが、
算定根拠ってやっぱりあって無いようなモンだろうなと言う気がします。
何故か?と言うと、表には記載していませんが大磯の隣の平塚市はゴミ袋の指定がありません。
競輪場パワーかも知れませんが、平塚は指定がないので100均に行って透明な袋を買ってくれば何でもOKです。(小田原市にも競輪場があるんだけど、どうなってんの?)
さらに言うと平塚の隣の茅ヶ崎市は家庭用40ℓ10枚800円と言う脅威のセレブ価格!!
(確か鎌倉市も同じくらい)いやぁ、相模川が無かったら平塚に捨てに行きますよ、これは。
パッと見た感じ価格設定の根拠ってあっても無いようなモンでしょうね。そんな感じしかしません。
価格設定の根拠は?
自治体別価格表を見ると薄々勘付くと思いますが、収集コストが主要因であるなら茅ヶ崎・小田原よりも箱根の方が安い説明が付きませんし、処理施設の地価が主要因なら小田原よりも南足柄が高い説明が付きません。と言うよりも、大井町・松田町・中井町の3町共通ゴミ袋が優秀すぎて他の自治体は何やってんだ?問題なのですよね。市議会議員は行政視察に行って、効率化とコストダウンのカラクリを聞いて来て、「何でウチの市で出来ねーの?」と議会で質問してみて欲しいなと思います。
本来それが議員の仕事のはずなのですが、○民党だと「だったら他の税が上がりますよ?」とか言いますからね。
有権者個人個人で言うと逆ギレされますが、人数(票数)をまとめてから言えば次の選挙で落とされる恐怖があるのでちゃんと働くようになります。なので、減税会で票を結集させましょうと言うお話でした。