【AI要約】小田原市議会 建設経済常任委員会(R7.6.16 PM①)

AI要約
この記事は約19分で読めます。

建設経済常任委員会(R7.6.16 PM)の議事サマリー

日時: 令和7年6月16日 午後
出席者: 委員、議会局、都市部、建設部、上下水道局 幹部職員


(03:38) 議事調査担当課長: 休憩前に引き続き再開。午前中の質疑で意見要望の扱いについてやり取りがあったため、整理として、小田原市審議会会員規則第64条に基づき、委員は議題について自由に質疑し意見を述べることができるが、本審議会では質疑を中心とした中で発言されており、質疑をせずに意見のみを発言したり、質疑と比較して意見や要望に重点を置くような発言については、議事の進行上、委員長が遠慮いただくよう注意する場合があることを説明。円滑な委員会運営への協力を求めました。

(05:43) 都市部長: 議案第50号「令和7年度小田原市一般会計補正予算(所管事項)」について説明。

  • 復興事前準備推進事業(被災市街地復興体制等検討委託料):
    • 目的: 災害後の迅速な復旧・復興を図るため、事前復興まちづくり計画の策定に向け、国のガイドラインに基づき、応急復旧後の面的な市街地復興における復興体制や復興手順を検討するもの。
    • 業務内容: 地域防災計画と整合を図りながら、面的な市街地復興時の庁内体制や関係機関との役割分担、災害復興本部にかかる指揮命令系統などの復興体制や復興手順を検討。
    • 財源: 国の社会資本整備総合交付金(補助率1/3)。
    • スケジュール: 令和6年度は基礎調査、令和7年度は復興体制や復興手順を検討、令和8年度以降は市街地整備手法を検討し、事前復興まちづくり計画として策定。
  • 市街地再開発事業(小田原駅西口広場利用実態調査等委託料):
    • 目的: 小田原駅西口地区基本構想における広場再編の方針に基づき、必要となる西口広場の面積を算出するため、現況広場の利用実態調査を行うもの。
    • 業務内容: 広場出入り口の交通量調査、広場内の一般車・バス・タクシー等の利用状況調査、利用者数の調査、広場の利用目的などを把握するためのアンケート調査等。
    • 財源: 国の都市構造再編集中支援事業費補助金(補助率1/2)。
    • スケジュール: 令和7年度の利用実態調査結果をもとに、外略設計や関係機関との協議調整を行い、必要となる広場面積を算出した上で、関係者と整備手法に関する協議を進める予定。

質疑応答(都市部関係)

  • 寺島委員 (10:03):
    • 被災地復興体制について、国のガイドラインが令和3年度に公表されていると思うが、今このタイミングで取り組むことになった経緯は何か。
    • 他市でも同様のスケジュールで進められているのか。
  • (10:59) 都市計画課長:
    • 国のガイドラインは平成30年に策定されており、小田原市では令和5年3月に改定した都市計画マスタープランのパブリックコメントや地域別説明会で、市民から復興の事前まちづくりへの取り組みを進めるべきとの意見が多く出されたため、令和5年度から調査検討に着手した。
    • 他市では、神奈川県内で厚木市が策定済み。藤沢市と茅ヶ崎市が策定に向け着手しているが、まだ途中段階である。
  • 寺島委員 (12:35):
    • 西口広場の調査委託料について、市が所有している面積以上に必要な面積を算出しようとしているのか。
    • この調査で、西口で問題になっていた横断歩道を使わない人の状況が分かるのか。
    • 広場の利用目的について、ロータリーで広場の利用目的は限定されていると思うが、具体的に何を想定して調査するのか。
  • (13:39) 市街整備担当課長:
    • 西口広場全体は5600平米で、うち3000平米が市有、2600平米がJR東海さんの所有。今回の調査では、まず5600平米の広場に必要な面積を出し、安全性・利便性を考慮し、必要であれば隣接街区にも協力を求めて全体で考えていく。
    • 危険横断については、出入り口の交通量や広場内の機能調査の中で、公共交通のスペースやバスの利用状況、駅舎から西口広場に出られる方の利用状況を調査するため、危険横断に特化した調査ではないが、全体を調査していく中で把握できる。
    • アンケート調査での利用目的は、公共交通、バスプール、通学通勤、観光客など、様々な利用状況があるため、どなたにも使いやすく利用目的が把握できるよう実施する。
  • 杉山委員 (16:36):
    • 西口広場の再開発に伴い、B街区も含めて広場を検討することも大切だと考えるが、B街区を考えるかどうかの考えを伺う。
  • (16:53) 市街整備担当課長:
    • 利用実態を調査し、既存スペースの中で新たなスペースが生み出せるか検討し、必要な面積を求めていく。隣接街区に協力を求めることがあれば求めていく。西口のまちづくり協議会も立ち上がっており、広場だけの課題ではなく、西口地区全体で日用品が買えない、広場が渋滞しているなどの意見も出ているため、広場と一体的にどう解消していくか研究もされている。利用実態調査後、必要面積を出し、まちづくり協議会と引き続き協議していく。
  • 加藤委員 (18:03):
    • 西口広場の危険な横断や、本来乗降すべきではない場所での乗降といった問題は常に感じている。今回の調査には含まれていないとのことだが、今後のスケジュールの中で、そういった調査はされるのか。
  • (18:50) 市街地担当課長:
    • 歩行者の利用状況も含めて調査していくため、危険に特化したわけではないが、広場の利用状況として理解してほしい。
    • 乗降場所の課題については、現在の広場のレイアウトになった際には最善の検討がされていたと認識しているが、20年近く経ち様々な使い方が出てきたため、調査結果を活かして検討していきたい。
  • 加藤委員 (20:00):
    • 歩行者の動線等の項目として調査されることは分かったが、現状では人と車を分離しないと危険が常に伴うため、形自体を変えていかないと今後の整備は考えられないこともあり得る。現実起きていることを見ていただきながら、調査項目に含めてほしい。
  • 北森委員 (20:50):
    • 西口広場に向けたスケジュールで、まちづくり協議会が主体となっているが、B街区の開発対象となり得る方は全員含まれているのか。また、知見者以外にはどういった方が入っているのか。
  • (21:40) 市街地整備担当課長:
    • まちづくり協議会の会員について、まだ計画が具体化していないため、具体化の段階で加入するという考えの方もいるが、検討することについては皆さんの同意を得ている。協議会自体はB街区の知見者だけでなく、A街区(新幹線ビルの建て替えエリア)の方も加入しており、新幹線ビルと広場、隣接するB街区と一体的にまちづくりを考える協議会である。
  • 北森委員 (22:24):
    • A街区、B街区以外の知見者は入っているのか。
  • (22:31) 市街地整備担当課長:
    • まちづくり協議会自体にA街区、B街区以外の方はまだ加入していない。
  • 北森委員 (23:00):
    • 知見者全員が入っているわけではないため、温度差があると思う。市としてどのようにハンドリングしていくのか。
  • (23:39) 都市部長:
    • 協議会にまだ入っていない知見者が2名ほどいるが、反対しているわけではなく、検討には賛成している。具体的な整備内容が決まってから協議会に入りたいという意向を示しているため、そのタイミングで入っていただけると承知している。
  • 大川委員 (24:06):
    • 西口は新幹線が降りた方が小田原に来て初めて目にする場所であり、整備は前提だと思う。これまで積み上げてきたものを置いといて実態調査をするのか、それとも積み上げたものの上にさらにこれをやるのか、考え方を教えてほしい。A街区、B街区と一体となった西口広場の整備という形でやってきたと思うので、一体感が生まれるように、積み上げたものを置いといてやることはないと思うが、見解を伺う。
  • (25:05) 市街地整備担当課長:
    • 西口整備の考え方について、平成29年にまちづくり協議会が立ち上がり、地区の課題を考えるにあたっては、地元の自治会等に参加いただき、課題の整理をしてきた。令和5年度には基本構想を作るということで方針を決め、今回利用実態調査をしていくため、これまでの検討を土台にして作り上げていく考えである。

(27:45) 建設部長: 議案第50号「令和7年度小田原市一般会計補正予算(所管事項)」について説明。

  • 河川水路維持事業(災害応急復旧委託料):
    • 小田原市土木建設共同組合からの寄付金(1件100万円)を活用し、災害応急復旧委託料を計上。
  • 大水排水路等修繕工事請負費:
    • 目的: 令和7年1月の埼玉県吉野での道路陥没事故を受け、築50年を超える雨水管渠が多数存在する旧市街地において、高さ幅ともに2m以上の施設について職員による目視点検を実施したところ、大水排水路及び渋取り排水路の一部に損傷が確認されたため、市費を財源に修繕を行うもの。
    • 工事概要: 断面修復工10箇所。
  • ふるさと緑基金積立金:
    • 令和6年度中に2件76万1640円の寄付があったため、寄付者の意向に沿うべく、ふるさと緑基金に積み立てるもの。補正予算後の総額は9億3486万498円となる。
  • 外郭公園等整備維持管理事業:
    • 目的: 遊具点検により老朽化が判明した外郭公園の遊具を更新するもの。
    • 工事概要: 遊具更新工事5基(火山第1公園他4公園)。
    • 財源: 国補助金である社会資本整備総合交付金及び市費。
  • 上中公園管理運営事業:
    • 目的: 開園から30年以上が経過し施設が老朽化している上中公園の更新等を行うもの。
    • 工事概要: ①工学資材調査業務委託、②浸水広場改修工事、③スポーツ広場照明LED化改修工事、④スタンド改修工事。
    • 財源: 社会資本整備総合交付金及び市費。
  • フラワーガーデン管理運営事業:
    • 目的: 開園から25年以上が経過し施設が老朽化している小田原フラワーガーデンの更新を行うもの。
    • 工事概要: 受変電設備更新工事1式。
    • 財源: 社会資本整備総合交付金及び市費。
  • こどもの森公園わんぱくらんど辻植物公園管理運営事業:
    • 目的: 施設が老朽化しているこどもの森公園わんぱくらんど辻植物公園の更新を行うもの。
    • 工事概要: 辻植物公園給水設備更新工事(給水管の老朽化により漏水が発生しているため更新)。
    • 財源: 社会資本整備総合交付金及び市費。

質疑応答(建設部関係)

  • 寺島委員 (35:13):
    • 大水排水路について、3月の議会でいくつか発見された箇所の該当という理解で良いか。また、この損傷は吉野で問題になっていた腐食とは違うのか。
    • 外郭公園の遊具更新は、どのくらいの期間で更新される計画なのか、それとも都度点検で古くなったから変えるのか。
    • 上中公園の工学資材調査業務委託の内容、および浸水広場改修工事の具体的な内容を教えてほしい。
  • (36:34) 建設部副部長:
    • 公園施設については、長寿命化計画を作成し、遊具や上中公園、わんぱくらんどの施設についていつ頃更新すべきか定めている。遊具については1年に1回の点検と日常的な管理も行っており、危険な状態にあるものから優先的に補助金を使って更新している。
    • 工学資材調査業務委託は、100万円以上の材料が必要な工事において、見積もりではなく業務委託で金額を決めるための費用。
    • 浸水広場改修工事は、上中公園南側の噴水広場にあるパーゴラの柱の一部腐食箇所の取り替え、舗装のひび割れや樹木の根の侵入による破損、噴水装置の故障箇所の更新を行う。
  • (40:09) 上水路整備課長:
    • 大水排水路の修繕工事は、3月定例会で説明した目視点検により確認された損傷の件であり、その後補修方法や施工時期を検討し、今回補正予算を計上したもの。今回の事象はコンクリートの損傷・欠損などで、吉野市の道路事故の事象とは異なる。
  • 寺島委員 (41:15):
    • 排水路の損傷は計画外に見つかった緊急対応という理解で良いか。
  • (41:33) 上水路整備課長:
    • 質問の通り、計画外で損傷が見つかり、今回補正予算で計上したもの。
  • 寺島委員 (41:51):
    • 上中公園の浸水広場について、噴水機能は今後も維持していくのか。
    • スケートボード利用への対応も込めて直すことになるのか。
  • (42:39) 建設部副部長:
    • 噴水は残し、更新する。
    • スケートボードによる破損は考えておらず、あくまでも老朽化や経年劣化による損傷と認識している。
  • 大川委員 (43:40):
    • フラワーガーデンの受変電設備は初めての更新になるのか。
    • わんぱくらんどの給水設備は漏水が発生してからの更新工事とのことだが、漏水発生前に更新の話にはならなかったのか。
    • 今回、社会資本整備総合交付金が全てについているが、たまたま補助金が一度についたのか、通常この時期に出てくるものなのか。
  • (44:36) 建設部副部長:
    • フラワーガーデンの受変電設備は初めての交換になる。
    • わんぱくらんどの給水設備は、一般的に水道施設は40年程度の耐用年数だが、現在35年経過しており、漏水箇所が増えてきたため、そろそろ時期と判断し、令和5年から順次更新しており、来年の工事で完成予定。
    • 社会資本整備総合交付金は、市で公園に対する長寿命化計画を作成し、国に申請して得ているもので、これまでも継続して活用している。
  • 大川委員 (46:25):
    • フラワーガーデンの受変電設備更新前に、運営に影響は出ていないか。温室の雰囲気が以前と変わったように感じたが、もし影響が出ているなら伺いたい。
    • 辻植物公園で昨年案内板の屋根が盗難されたとのことだが、修理はされたのか。
  • (47:33) 建設部副部長:
    • 公園施設は長寿命化計画に基づき、補助金を得て年次計画で更新しており、危険な状態になった場合は使用停止などで対応している。トロピカルドームについては長年修繕していなかったため、令和2年頃から部分的に開閉機や内部の小規模な修繕、園路の改修など重点的に行っている。
    • 辻植物公園の案内板の屋根(銅板)は、昨年度のゴールデンウィーク頃に盗難被害に遭い、警察に被害届を出した。今後、屋根の交換は行いたいと考えている。
  • 宮原委員 (50:10):
    • 上中公園のスポーツ広場照明LED化について、利用者は喜ぶと思うが、スポーツ施設整備基本計画でこのスポーツ広場は中長期の位置付けになっていると思う。縦を横にするイメージであっていると思うが、そういった計画がある上で今回LED化に及ぶと、中長期が長期になってしまうのではないか。見解を伺う。
    • 公園施設全般の老朽化が進んでおり、部分修繕が必要になっているが、今後の全体的な公園事業の予算を含め、修繕の計画見直し等を検討しているか。例えば外郭公園のように毎年1箇所ずつ変えて好評を得ているような取り組みも含めて見解を伺う。
  • (51:43) 建設部副部長:
    • 上中公園のスポーツ広場の照明はハロゲンランプであり、メーカーによっては生産中止になっているものもあるため、電球の取り替えのために予算を計上している。文化部とも調整しながら進めている。
    • 公園施設の老朽化と今後の財源については、公園施設の長寿命化計画を作成し、国に申請して補助金を得て充当している。現状は、適宜見直しを行いながら、施設の状況や耐用年数、利用頻度などを考慮し、定期点検や日常点検、補助金を活用しながら進めていきたい。
  • 大川委員 (54:02):
    • 外郭公園等整備維持管理事業について、5箇所の公園を整備するとのことだが、職員による目視で判断して変えていくのか、それとも地域の要望があったのか。
    • 老朽化の判断基準として、25年、30年という更新の基準があるのか。
  • (55:09) 緑公園課公園係長:
    • 更新については、地域の要望も受けるが、基本的には長寿命化計画に則って点検を行っている。点検は職員または指定管理者が行っている。
    • 更新の基準は、点検によって破損のため使用を禁止または除却したもの、もしくは施設によって耐用年数は異なるが、耐用年数の9割近くに達しているものについては優先的に更新を行うようにしている。
  • 大川委員 (56:15):
    • 市内には25年、30年の施設が多々あると思うが、今後も社会資本整備総合交付金を活用して維持管理のための整備をしていくのか。
    • この交付金の活用方法は、建設部内で別の形で活用できるか。
  • (56:56) 建設部副部長:
    • この交付金は公園施設の長寿命化計画という形で得ているため、道路や下水など他のものには使えない。
  • 北森委員 (57:34):
    • 上中公園管理運営事業の浸水広場回収工事について、暑い時期にお子さんの利用も多いと思うが、いつ工事を行うのか。それまでの利用者の安全確保はどうなるのか。
  • (57:56) 緑公園課公園係長:
    • 工事時期は、予算が承認されれば夏下旬頃か秋頃に始まり、年度内に完了させる予定。
    • 安全管理については、利用者が多い公園のため、柵やカラーコーン等で囲い、作業内容によって囲い方を変えながら、利用者が入らないように工事を行いたい。
  • 北森委員 (58:56):
    • 暑い時期は秋まで続くが、夏下旬から年度内ずっと使えないということになるのか。その前は使えるのか。その間の安全管理は大丈夫なのか。
  • (59:33) 建設部副部長:
    • 工事時期については、暑い時期が続くため調整したい。早く良いものに替えたいという思いもあるため、今後の気象状況を見ながら修正していきたい。
    • 安全管理については、指定管理の公園であるため、巡視パトロールによって安全確認を行い、特に夏場は子供たちが増えるため重点的に監視しながら、安全に努めていきたい。
  • 杉山委員 (1:00:46):
    • 外郭公園等整備維持管理事業について、遊具の点検のやり方、年に何回巡回して点検しているのか。
    • 小田原市には相当数の遊具があると思うが、その辺りの把握はできているのか。
  • (1:01:17) 建設部副部長:
    • 点検は職員が2名体制で公園に行き、年に1回、基礎部や錆びている箇所がないかなど、全ての遊具について目視点検を行っている。日常的に草が生えている、トイレが汚れているなどの苦情があった際にも、遊具の点検も行っている。
    • 外郭公園については142公園あり、約480基の遊具がある。
  • 大川委員 (1:02:22):
    • 外郭公園の砂場、シーソー、雲梯を新しく整備し直すとのことだが、砂場はどうすれば老朽化するのか、どういった部分が老朽化して更新するのか。
    • その3つの器具を選定した理由を伺う。
    • 公園のあり方が変わり、児童優先というよりは様々な世代が使うものになっているため、遊具ばかりの整備ではなく、違うものも考えても良いのではないか。利用者に合ったものを整備しているのか、地元と調整したのか。
  • (1:03:38) 建設部副部長:
    • 砂場は外側のコンクリート部分が老朽化するため、ひび割れなどがあるコンクリート枠をプラスチックなどの柔らかい素材に変え、子供の安全を図りたい。
    • 遊具の更新にあたっては、2年前から自治会長に意見を聞き、例えば鉄棒が対象だったものを砂場やブランコに変えるなど、周辺の方々が利用しやすいものに変えてきた。
    • この補助金は遊具にしか使えないが、委員の指摘の通り、世代間の利用を考慮し、健康器具なども可能なため、子供が少ない場所であれば健康的な遊具を使うなど、柔軟に対応していきたい。

(1:07:53) 水道技術担当局長: 議案第51号「令和7年度小田原市水道事業会計補正予算」について説明。

  • 固定資産購入費:
    • 小田原市観光時共同組合からの寄付金(1件100万円)を活用し、飲料水用簡易等を購入するもの。質疑はありませんでした。

(1:09:09) 上下水道局長: 議案第53号「令和7年度小田原市下水道事業会計補正予算」について説明。

  • 固定資産購入費:
    • 小田原市土木建設共同組合からの寄付金(1件100万円)を活用し、下水道調査カメラ等を購入するもの。質疑はありませんでした。

(1:10:32) 水道技術担当局長: 議案第59号「小田原市施設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例」について説明。

  • 水道法の一部改正に伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件のうち、学歴に応じて定める技術上の実務に従事した経験年数を変更するもの。交付の日から施行。パブリックコメントの結果はなかった。質疑はありませんでした。

採決

  • (1:13:28) 委員長: 不託議案の審査が終了し、採決について一括採決の意向を確認。
  • (1:13:42) 寺島委員: 議案第50号を分けて採決するよう要望。
  • (1:14:05) 委員長: 議案第50号を採決し、残りの議案第51号、第53号、第59号、第61号、第62号を一括で採決することを確認。

議案第50号の採決

  • (1:14:40) 委員長: 採決に先立ち討論を求めました。
  • (1:14:55) 寺島委員: 議案第50号のうち、商工会議所への支援金について、支援金自体には反対ではないが、算出根拠や協議内容に納得できない部分があり、市民に説明できないため反対すると表明。
  • (1:15:46) 宮原委員: 議案第50号に賛成の立場で討論。商工会議所は3000を超える事業者と、その家族や従業員を養っており、公共性が非常に高い団体である。他市の事例から見ても、本市の補助金が特別高いわけではないため、賛成すべきであると主張。
  • (1:16:35) 北森委員: 非常に難しい判断であると述べ、商工会議所の支援について、全国事例にあるように支援を求めることは当然であると認識。当初市も支援を回答したことには特段の意見はないが、コロナ禍を挟んで移転支援から寄贈に話が複雑化したことに言及。旧商工会館の老朽化が明らかであったにも関わらず、市の検討に相当期間がかかったことが、商工会議所に迷惑をかけ、市民の信頼を損ねた原因であると指摘。今回の支援金の金額の妥当性について、これまで無償で使用させてきたことなど、全体を見ての金額であるという説明が不足していると感じたため、反対すると表明。
  • (1:20:00) 大川委員: 議案第50号に賛成の立場で討論。商工会議所は3000以上の会社が登録されており、その下に10万人近い方がいることを考えると、非常に公共性が高い。商工会議所の設立目的から考えても、支援するのは当然のことであると主張。小田原市が地域経済活性化推進条例を策定している以上、こういったものに関して支援するのは当然であると述べました。
  • (1:20:56) 杉山委員: 賛成の立場で討論。移転から時間が経過し、コロナ禍と重なった背景も考慮し、公共性を重視して賛成すると表明。
  • (1:21:28) 荒井委員: 賛成の立場で討論。今回の移転にかかる経費(土地建物取得費、回収費、設備費、備品費、設計費、手数料、租税公課等)を考慮し、商工会議所が果たしてきた役割からすると、少しの敬意として認めてあげることが大切であるため賛成すると表明。
  • (1:22:04) 副委員長: 議案第50号のうち、特に小田原箱根商工会議所移転支援金について意見を表明。商工会議所が地域経済の活性化と公益性に資する団体であることは認識しており、補助金支出自体に反対ではないと述べました。しかし、補助金支出に至るまでの経緯に問題があったと指摘。2019年12月の最初の支援要請から、高等でのやり取りであり、公文書が残っていないこと、金額の根拠の妥当性について理解しがたい部分があったことを挙げました。旧会館の寄贈の申し出を受け入れたこと自体が誤りであり、その検討に時間を要したことで、今回の事案が発生し、商工会議所にも迷惑をかけ、市民の信頼を損ねた。こうした市の姿勢を改善していただくことを期待し、反対すると表明。
  • (1:24:20) 委員長: 討論が終了したため、採決を実施。議案第50号について原案に賛成の委員に挙手を求めたところ、賛成多数。よって、議案第50号「令和7年度小田原市一般会計補正予算(所管事項)」は原案の通り可決すべきものと決定しました。

その他の議案の一括採決

  • (1:24:58) 委員長: 議案第51号、第53号、第59号、第61号、第62号の5件について一括して採決を実施。討論を求めたが、発言がなかったため討論を終了。
  • (1:25:28) 委員長: 原案に賛成の委員に挙手を求めたところ、全員賛成。よって、議案第51号「令和7年度小田原市水道事業会計補正予算」、議案第53号「令和7年度小田原市下水道事業会計補正予算」、議案第59号「小田原市施設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例」、議案第61号「小田原市土砂等による土地の埋め立て等に関する条例を廃止する条例」、議案第62号「工事請負契約の変更について(小田原競輪場第3第8スタンド第4第9スタンド解体撤去工事)」は、いずれも原案通り可決すべきものと決定しました。

委員長報告について

  • (1:26:50) 加藤委員: 議案第50号については副委員長が反対したため、委員長一人で報告し、それ以外の議案については正副委員長に一任する形が良いと提案。
  • (1:27:18) 委員長: 加藤委員の提案通り、議案第50号については委員長が、その他の議案については正副委員長に一任することで合意しました。