(124) 建設経済常任委員会(R7.6.16 PM) – YouTube
議事録要約
報告事項:一般財団法人小田原市協会経営状況の報告について
- (1:44:50) 執行部より、一般財団法人小田原市協会の令和6年度事業報告、令和6年度決算、令和7年度事業計画、および令和7年度収支予算について説明がありました。
- 令和6年度事業報告では、継続事業9件、その他事業15件、自主事業を実施。貸借対照表では当年度資産合計が22億9360万9589円、負債合計が5億9172万2748円、賞味財産合計が17億188万6841円と報告されました。
- 賞味財産増減計算書では、受託事業収益の減少(台風10号の影響による上中公園子供遊園地の受託料減額)と、売店収益の増加(観光客増加と本丸茶屋のケータリング販売好調)について説明がありました。
- 令和7年度事業計画では、継続事業9件、その他事業13件を実施予定。
- 令和7年度収支予算では、受託事業収入の減額(小田原市民ホール指定管理化、上中公園子供遊園地休園、事業終了)、施設管理料収入の増額(指定管理料、人件費上昇)、売店収入・駐車場収入の増額が見込まれています。
報告事項:令和6年台風第10号に伴う農地農道等災害復旧事業について
- (1:58:24) 執行部より、令和6年8月の台風第10号による農地・農道等の被害状況と復旧の進捗状況について報告がありました。
- 農地の被害は59件、農道50件、水路23件、林道4件の合計136件。このうち国補助事業を活用したものが13件(約1億89万9000円)、市単独補助で復旧済みのものが46件(1032万6000円)。
- 農道等の施設復旧については、完了件数114件(22万4000円)、事業中22件(1億3560万円)。合計136件、総事業費2億582万4000円が見込まれています。
- 復旧工事が長期化する案件については、関係者への説明と理解を求めているとのことです。
- 農地の災害復旧にかかる市の補助制度については、復旧に要する時間や費用負担の公平性を踏まえ、実情にあった内容への見直しに向けた検討を行っている状況です。
質疑
- 北森委員 (2:07:29)
- 市の補助要綱の見直しの具体的な内容について。
- 8月30日から約2ヶ月間の受付期間について、過去の審議時の記憶との相違点の事実確認。
- 台風10号以外の豪雨災害に市の補助制度が適用されないことによる不公平感への市の回答。
- 加藤委員 (2:14:41)
- 台風10号の被害箇所の中で、以前から豪雨等で被害を受けていた場所がどのくらいあるか。
- 復旧した箇所が今後抜本的に整備され直すという認識で良いか。
報告事項:令和6年度都市空間デザイン事業の取り組み状況等について
- (2:20:28) 執行部より、令和6年度都市空間デザイン事業の取り組み状況について報告がありました。
- UDCODアーバンデザインセンター小田原の取り組みとして、アーバンデザインの研究、都市の形成に関する研究、エイジフレンドリーシティの研究、街づくり支援の4つの活動を実施。
- サンマル地区周辺におけるエリアマネジメントの取り組みとして、「素敵な道さく」実証実験や市民活動の相談支援、公共空間の活用を考えるワークショップ「ウメコソラアキ」を実施。
- 令和6年度UDCOD活動報告シンポジウムを令和7年3月1日に開催し、約80人が参加しました。
- 令和7年度からの体制として、UDCODがエリアマネージメント機能を引き継ぎ、研究と実践の両面から多面的な街づくりを展開していくとのことです。
質疑
- 寺島委員 (2:32:23)
- 豊川でのワークショップは、自治会や街づくり委員会と協力して行っているのか。
- 三の丸のエリアマネジメントの対象区域に市民会館跡地は含まれているのか。
- 「素敵な道さく」等の公共空間活用において、防災面の活用は視野に入っているのか。
- 9ページのエリアマネジメントの概念図は、取り組みの進捗を示すものか、もしそうであれば現在の段階はどこか。
- 杉山委員 (2:40:51)
- これまでの事業の成果と、今後それを活かすための取り組みについて。
- この事業は新年度で終了するのか、継続するのか。
- 寺島委員 (2:46:12)
- 「素敵な道さく」の立体文字モニュメントの現在の状況について。
- 今後もそのモニュメントは活用していくのか。
報告事項:台風第10号に伴う道路河川等災害復旧事業について
- (2:50:02) 執行部より、令和6年8月の台風第10号による道路・河川等の被害状況と復旧の進捗状況について報告がありました。
- 業者に発注した23件のうち、令和6年度中に21件が完了し、残る2件は令和7年7月頃に完了する見込み。
- 道路の復旧事業は10件、河川・水路の復旧事業は13件。総事業費は約2億円となる見込みで、コスト縮減に努めたとのことです。
- 現在事業中の箇所は沼代地内の指導5094の2箇所。
質疑
- 寺島委員 (2:53:33)
- 個人の敷地で崖が崩れた場合の市の補助金について。
- 森戸川の進捗状況について。
- 宮原委員 (2:55:51)
- 事業中の2件の総事業費6240万円の内訳(規模の割合)について。
報告事項:株式会社小田原水道サービスセンター経営状況の報告について
- (2:58:07) 執行部より、株式会社小田原水道サービスセンターの令和6年度総計算書、貸借対照表、株主資本等変動計算書、個別注記表、および令和7年度事業計画書、予定損益計算書、予定貸借対照表について説明がありました。
- 令和6年度の売上高は1億417万8792円、当期純利益は290万2583円。
- 令和7年度の売上高は1億4815万円、当期純利益は98万5000円と見込んでいます。
報告事項:高田浄水場再整備事業(スライド協議の請求2回目)について
- (3:07:07) 執行部より、高田浄水場再整備事業における2回目のスライド協議の請求について説明がありました。
- 当初契約金額約119億円に対し、1回目スライド後の変更契約金額は約137億円。
- 2回目の請求外産額は約7億円で、残工事額約118億円に対し、資材単価やローム単価の変動が対象となります。
- 生コンクリートは約12%、バルブは約9%、配電盤は約11%、ローム単価は約6%上昇しているとのことです。
- 2回目スライド額は現在協議中で、10月頃に確定し、その後議会へ補正予算を上程する予定です。
協議事項:所管事務調査の実施について
- (3:26:28) 委員会として所管事務調査を実施することとなり、委員からテーマ案が提示されました。
- 杉山委員 (3:27:37):旧市民会館跡地のいわゆる三の丸地区の整備素における、中期に基づく右打ちの公有と今後の見通しについて。
- 寺島委員 (3:28:46):地域公共交通のあり方について。
- 加藤委員 (3:29:55):本市の水道事業について。
- 新委員 (3:32:12):建設経済が所管する施設の老朽化に対する更新内容と費用について。
- 北村委員 (3:32:55):道路施設の包括的民間委託について。
- (3:37:02) 次回の委員会(6月25日水曜日の本会議3回後)でテーマを決定する予定です。
協議事項:行政視察について
- (3:39:31) 10月から11月にかけて行政視察を実施する予定で、視察日程・項目について協議が行われました。
- (3:49:26) 視察日程は、第1案として11月17日から11月19日の間で2泊3日、第2案として11月4日から11月7日の間の2泊3日と11月10日から11月12日の間で2泊3日で調整されることになりました。